第13球ーNinesー

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「にしても、そこそこ良いメンバーなんじゃねーかな。」 和也は1人誰に言うでもなくボヤく。 さてここで、人物紹介。 赤星 佑都(あかほし ゆうと) ポジションは外野、50m5秒台の超俊足が売りだ。 「ねーねー、鬼ごっこしよう!」 赤い髪が特徴(普通に校則違反)で、これでもかと精神年齢が幼い。 「赤星くんまた足速くなった〜?」 「へへーんそうかも!!」 田中 太郎(たなか たろう) ポジションはピッチャーと外野。ポテンシャルはかなり低めだが、サイドスローで意外とキレのある速球を投げる(らしい…) 小坂 (こさか まもる) 小坂 (こさか さとる) 堅実な守備に定評のある双子の兄弟。弟の護がセカンドで、兄の悟がショートである。 「兄貴、人物紹介だってよ、」 「あ?こっち見んじゃねーよ。」 顔は全く一緒だが弟の護はかなり大人しい性格で、黒髪。 兄の悟は金髪ピアスで喧嘩っ早い性格である。 糸井 和也(いとい かずや) ポジションは外野。長打もあるがボールを捉えるのが何より上手い、中距離打者。バントでも何でも抜け目なくこなすオールラウンダー。 「しゃあ!今日も絶好調!!」 「和也〜数学の岸谷が補習来いってさ、」 「あっ、はい…」 『どこが絶好調だバカ!!!』 …言うまでもなく茜高校随一のバカである。 兵藤夏樹(ひょうどう なつき) 兵藤冬樹(ふゆき) 兵藤春樹(はるき) 長男の夏樹が三塁手、次男の冬樹が外野、三男の春樹が一塁手だ。 「なぁ春樹、いい加減三つ子の中で誰が1番野球上手いのか決めようか。」 「夏樹弱いじゃん。パワプロくんにする?プロスピにする?」 「ゲームで決めんのかよ…」 長男の夏樹は和也曰く、中々の打撃センスを感じるらしい。 高宮 (たかみや しょう) チームの頭脳にして、打線の核。中学時代にリーグ最優秀選手に選ばれた世代No. 1スラッガーだ。 「っしゃあ!時雄ナイスボール!」 ポジションはキャッチャー。 宮藤 時雄(くどう ときお) 本作の主人公、無類の超天才である。 ポジションはピッチャー、野球憶えたての素人の為未だにストレートしか投げれず、欠点だらけの未完の大器。 「そんなんじゃまだまだ菊斗や巽実達に打たれるぞ〜」 「負けっぱなしはゼロにする主義だからなぁ!全員ギタギタにする!!」 あと、この世で最もプライドが高い人間だ。
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