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「俺ら疫病神みたいだな!!」 「笑い事じゃないですよぉぉぉ!!」 笑いながら言う仁に対し半ば涙目で渚はツッコミを入れた。 自衛隊員達からは「何だアレは」だとか「構えろ」と言う慌てた声が聞こえてくる。 彼らが持っている武器は9mm機関銃。 アレでは貫通出来るか分からない。 「いざとなったら戦車で応戦すんじゃね?!」 直樹は自衛隊に全て任せる方針だ。 自衛隊の横脇を擦り抜けて彼等は走り去っていく。 その後ろで銃の乱射音や叫びが聞こえるのは間もなくだった。 自衛隊が戦いを繰り広げている中で数体のテッラピスキスが仁達を追って来ていた。 「あいつらちゃんと足止めくらいしろよ!」 自分達が連れて来たと言うのに何と自分勝手な言い分であろうか。 彼らは小学校の道徳から学び直した方が良いんじゃないかと渚は心の中で毒づいていた。 真っ直ぐ進めば数体のゾンビを次々と撃ち倒している自衛隊員を発見。 「身代わりがまた増えた!」などと、直樹は外道全開の台詞を吐く。 「!?」 あちらも仁達が何かを連れて走っているのに気付いたようだ。 すれ違う時に直樹は隊員の肩を叩き、後は任せたなどと叫んで走り去って行った。 「待て!直樹!!」 走り去る時に仁が気付いたのはその隊員が持っていた銃の種類。 マシンガンの中でも貫通力は最大の プロジェクト90
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