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GWが終わるその日、
私は家電量販店にやって来ていた。
そして、あるコーナーで足が止まる。
陳列されていたのはそう、ペンタブ。
常日頃から描きたいと思っていた。
小説を書いていた頃からでも私を魅了し続けていたイラスト達に貰ったインスピレーションは数えきれない。
もう自分の気持ちは誤魔化すことは出来なかった。
(ああ、描きたい! 燃える絵とか萌える絵とか!)
私は知識も絵心も無いまま、気付けば購入し、家に辿り着いていた。
「……どーすんのさこれ」
絵をまともに描いたのは小学校が最後である。
だが知らない。とりあえず描く。話はそれからだ。
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