行くしかない!

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   「いいかシズ、このまま走りながら聞け、 お前が出て来た扉は『ひっそり松の丘』だ。わかったか、この先一人になっても、それだけは忘れるな!」 ポメ吉は、やっと付いて来るシズに言った。   「う、うん…ハァ、ハァ、ハァ」 息も切れ切れに答えるシズ。      既に、そのひっそり松の丘は見えない… いくつも似た様な丘を越えて行く。  
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