挨拶おばさん、セント・オアシス

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   いよいよ丘の頂上へ辿り着く二人。      『ヒュースパーッ』   下から、汗をかいた額を冷やす様に、気持ち良い少し強い風が、二人を出迎えた。    「ひゃ~ぁ、気持ちいい~」   シズは両手を広げて、吹き注ぐ下からの風を、体いっぱいに受け止めた…      ポメ吉は何も言わず、眼下を見据えていた。しかし、白い毛は風を受け、なびいていた…  
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