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「婆さんよ、もういいか?俺達はもう行きてぇんだが…」
と、ポメ吉が割って入った。
「なんじゃ、この先に行くのかい?…もう今日は、直に日が暮れちまうよ。 この先はあの森がある、昼間だって危ないのに、夜は到底越えられやしないよ、悪い事は言わないから、止めときな。シズもお腹空いて可哀想に、ごちそうするから、家へ泊まっていきな。いや、泊まっていきなさい!」
セント婆ちゃんは、今晩は泊まる様に、言った。
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