挨拶おばさん、セント・オアシス

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   「くっっっ!…」 ポメ吉は、今にも井戸の中へ落ちようという、シズの足首を間一髪咥え、何とか落ちるのを防いだ。だが…    「ああああああ!…ポメ吉?」 と、シズは何とか落ちずに済んだと思った。が、依然と苦しい態勢が続く…    「っだぐ!…ぐぐっ、ぜわのやげるやづだぜ、ぐぐっ!」 ポメ吉は、シズの足首を咥えながらそう発した。  
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