挨拶おばさん、セント・オアシス

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   そしてセント婆ちゃんは、両手を離した。   バサッ、ドテッ。    「ババァ!ったく乱暴に扱いやがって、あのなぁ…」 と言いながらポメ吉は、セント婆ちゃんの目を見ると、『お前が今無理をして何になる?本当に必要な時に、荒業は使うもんじゃろ、どうせ、何度も出来やしないんだから』と、言っているのが、わかった。 だから、ポメ吉はそれ以上は、セント婆ちゃんを責めなかった。  
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