挨拶おばさん、セント・オアシス

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   夜になっても相変わらず、 あの爽やかな『風』は吹いていた。   満月の前を、流れ行く雲が、過ぎて行く。   爽やかな『風』は、セント婆ちゃんの、田んぼの稲?を揺らす。   サラサラサラ…       サラサラサラ…          サラサラサラ…    今はその風が揺らす稲?の擦り合う音が、シズには子守唄のようだった…   サラサラサラ~      サラサラサラ~         サラサラサラ~  
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