報いの樹海~幻惑

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   「僕は昔イジメを苦に自殺したんだ。それは日々耐え難いイジメだった。 親も、先生も誰も助けてくれなかった。 僕がいったい何をしたというんだ! シズ君、わかる?僕の気持ち。」 と青年は言った。    「ん?おかしい、子供の魂は、たとえ自殺といえども、こんな所に縛れているはずじゃないんだが?…」 一人言の様に、二人を見守るポメ吉が言った。  
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