冒険の始まり

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   そう言葉を交わすと、ポメ吉は松の樹とは逆側の草むらへと消えて行った…    そしてシズは、再び松の樹の方を見ながら、そこへゆっくりと歩き出した。    松の樹の上では、お喋りキツツキのハッキスが、一番高い所で翼の手入れをしている様だ。 今迄の事を、何も見ていないかの様に。    
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