女神降臨。

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「ヒナちゃん、ハルはバカだけど良いヤツよ。遠慮なんか必要ないから。」 ナオ…!(嬉泣) ちょっと前から黙って聞いてたナオが、まさかの助け舟を出してくれた。 バカは余計だけど。 「なんか、そこまでしてもらうの申し訳なくて…。」 「そんな事ないから。オレ、明日ヒナちゃんが付き合ってくれなかったら、仕事休みで、やる事なくて、友達も遊んでくれないから、ものすっごく寂しい休日を過ごすことになるの。こんな寂しいオレを助けると思って、明日、オレにヒナちゃんの事、任せてくれない?」 勢い余って一気に喋りすぎた。 ヒナちゃんがさっきと違う意味でグルグルしてる。 次はゆっくり喋ろうって、いつも後から反省。 「…よろしくお願いします。」 「やったー!」 すごい嬉しくて、思わずガッツポーズ。 「ふふ。ハルさんて面白い人ですね。」 ズキューーーーン。 その笑顔、マジ刺さりました。 「ただのバカよ。」 ナオの毒舌も気にならない。
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