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まじっすか…げんなりしながら、
目を閉じたアサミの顔をしげしげと見つめた。
「この子はなんなの?霊媒師みたいな感じ?
触れてないと、診れないってこと?」
「うーん、簡単にいうとそんな感じかしら。」
「どこで見つけたの?」
「ん?道端。」
「え?」
「ちょっと気になるもの持ってると思ったから、バイトを持ちかけたの。」
「え?この子、バイトなの?」
「そう、時給2000円」
「…特殊能力の時給って意外と安いんだ。」
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