第1章 プロローグ

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バジリコック「………」 日影「俺にもっとみんなを守れる力があれば………」 バジリコック「ソウダ アナタガムリョクダッタバカリニワタシノナカマモタダデハスマナカッタ………」 日影「もっと俺に力があれば………もっと俺が強くあれば………」 俺は自分の弱さに悔いた。 あの時の行動にも悔いた。 だけどあの時の事件が今になって尾を引くことになることを予想できなかった。 バジリコック「ダガナカマハホロンダワケデハナイ ドコカニトラワレタノダロウ」 日影「だったら今すぐにでも!ーー」 バジリコック「イマノアナタニ ナニガ デキル コンドハシヌゾ………」 日影「ならどうすれば!!」 俺の問いかけにバジリコックは翼に残った炎を集めて渦を生成した。 バジリコック「コノウズニトビコメバ シレンガアナタヲマチウケテイル ソノシレンニウチカテレバ アラタナチカラヲエラレル ダガマケレバジゴクノホノオニヨッテアナタハヤキツクサレル コノボロボロニナッタナカマタチノヨウニ…」
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