第1章 プロローグ

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日影「ざっとそんな所です。少し休みます。」 水沢「はい。日影先生は身体が良くなるまで保健室で休んでいてください。」 日影「ありがとうございます。」 水沢「それじゃ、私は買い出しに行ってきます。何かありましたらドアの側にある受話器を取って③のボタンを押してください。私の携帯に繋がりますので。」 ガラガラガラ……… 水沢先生はそう言って保健室を出ていった。 俺はふと身体を起こし、さっき水沢先生から渡されたケースの中を開けてみた。すると中にはカードぐらいの大きさの薄い包みが入っていた。 包みを開けると1枚のカードがスリーブに裏向きで収まっており、中に何やら手紙が入っていた。 “カゲさん、1年間お世話になりました。南分校に行っても頑張って下さい。     ユキ ” “南分校でも頑張って!たまにはこっちに遊びに来てね。頑張って良い彼女見つけてくださいね。     ケン・ミキ ” “カゲ先生、デッキくれたりデュエル教えてくれてありがとうございます。今度会ったときはカゲさんに勝ちに行きますので待っててください。     アオ ”
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