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奪うものがなくなった東京都民は、活動範囲を広げ全国へ広がっていった。しかしそこはもうすでにもぬけの殻であり、奪うものは何も残ってはいなかった。
生き残った僅かな都民以外の日本国民は、海外に逃亡した。逃亡先の国に訴えかけ、各国の軍隊に助けを求めた。
イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、中国、ロシア、アメリカなど大国の軍隊が次々協力を受け入れ、合同で日本本土に攻め入った。しかし、攻め入った彼らは日本から帰ってくることはなかった。
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