秘密の花風呂

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ちょっとからかいすぎたかな、という後悔とともに、腕を引っ張られる。 「こんなにロマンチックな風呂をひとりで楽しむのは惜しいからな。どうせなら一緒に入ってくれ」 「絶対、嫌です!」 私が明るいところで見られるのが嫌なのを知っていて、わざと言っている。 「あいにくもう決めてしまった。私は一度決めたら、引く気はない」
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