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いったいどうなってるのか気になって、菜々美ちゃんに雅紀先輩に聞いてもらうことにした。
そしたら、翌日電話がかかってきた。
「もしもし、雅紀だけど、茉里絵ちゃん?」
「はい! 電話ありがとうございます!!」
「いいよ、いいよ。
大祐のことでしょ?」
「はい・・・」
「あいつさ、ほんとにバイトしてるんだ。
金曜の夕方からと土曜の日中は、少年サッカーのコーチしてるって言ってて、
月火水は大学の後バイトで、日曜は朝からバイトしてるって言ってたよ」
「えぇッ?! なんですか?! それっ?!」
「確かに、これじゃぁ、時間、ない、よね・・・
茉里絵ちゃん、ほったらかしでいいのか?って突っ込んだんだけど
今は仕方ないとか言ってさ・・・
何やってんだろね、あいつ」
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