約束の日まで

10/26
前へ
/40ページ
次へ
「何の用?ここでいーだろ?」 「いや、それが…」 「今忙しいんだよ。 見りゃ分かるだろ。 俺と奈緒しかいねーの」 琉惺の刺々しい言葉に 小さくなる小田さん。 「ちょっと琉惺、 そんな言い方しなくても…」 「は?」 振り返った琉惺の瞳は 今まで見た事もないくらい 氷のように冷たくて、 私も言葉を失ってしまった。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

786人が本棚に入れています
本棚に追加