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「あのですね…
マリアが高野さんと
話したいって言ってて…
宿舎も報道が押しかけてるんで
社内の仮眠室に
避難してるんですが…」
申し訳なさそうに言った
小田さんの言葉で
一瞬琉惺の瞳が和らいだ。
のもつかの間。
「やっぱダメ。
マリアをここに連れて来て。
俺もマリアの話を聞きたい」
「いや、しかしっ…」
断ろうとした小田さんの
胸倉を琉惺はグッと掴む。
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