Episode 14 dirty night――ダーティー・ナイト

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無謀とも思える情事の最後――。 レンは僕の背中に残る7年前の爪跡と 自分の爪先を照合するように僕を引っ掻き 「やっぱりそうだ。忘れないよ、あんただ――!」 叫んだ。 恨みなのか 恍惚なのか 分からない顔をして――。 そして最後には 信じられないぐらい可愛い泣き顔で 果てた――。
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