Episode 18  confession――告解

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「何、言ってるんだよ……」 レンは明らかに動揺し 「まさか、また人の部屋を覗き見たのか――!」 今までにないほど酷くうろたえた。 昨夜の会話はやはり 僕の聞き間違いではない――。 「いいや。僕は雅彦の無事を伝えようと、ドアの前に立ってただけさ」 「盗み聞きなんてっ……」 レンは拳を握りしめ舌打ちする。 しかしその瞳は細かく揺れ動き――。 いったいどうしたものかと、彼は考えあぐねていた。
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