第1章

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だけどまた、視界の隅で光り明るくなるのに気付いてしまい、悲しくなる。 「全部消えちゃえば良いのに」 思わず呟けば。 「それがあんたの望みなのか?」 耳元で声がして、飛び上がらんばかりに驚いたが、身体を動かそうとしたら凄く痛くて動けない。 何で此処にこの人が居るの!? 私しか入れない私の寝室のベッドの上と言う、固まるしかない状況に身を竦めていれば。 「この星空を見ながら、何時もそんな事を考えてたのか?たった独りで?」
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