師匠、私未成年なのに遊郭に行ってもよろしいのでしょうか?

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その後も近藤さんや山南さん、井上さんに団子を渡します。 そして、残りの団子を全て持って廊下を歩いていると、斎藤さんに出会いました。 「天宮、その団子は何だ?」 「私が作ったんです。御一つどうですか?」 「…頂こう」 お茶を用意して斎藤さんに渡します。そしてお茶と一緒に団子を食べ始めました。 「甘めに作っているが、美味いな」 「ありがとうございます」 「あっ、斎藤君、いい物を食ってますね。俺にもくだせェ」 やってきたのは藤堂さんと原田さん、永倉さんの三人でした。 「皆さんもどうぞ」 三人も団子を食べ始めます。 「美味っ!これ、どこの店のだ?」 「私が作ったんです」 「へぇ、天宮ちゃんが作ったのか。今朝の味噌汁も天宮ちゃんが作ったんだよな。将来絶対に良い嫁さんになるぜ」 良いお嫁さんって、まだ早いと思います…。 私はしばらく四人が食べている姿を見ていました。 そして、あることに気付きます。 ‥‥‥近くから痛いほどの視線を感じるのです。 「あの、近くに何かいますよね」 「ああ、おそらく総司だ」 この視線の正体は組長でしたか。どうやら甘味の匂いを嗅ぎつけて来たようですね。
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