師匠、私未成年なのに遊郭に行ってもよろしいのでしょうか?

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私は坂本さんからお茶を受け取ります。そして、唇に竹筒が触れない様に飲みました。 お茶が勢いよく私の口の中に流れて来た為、喉に直撃して咽そうになりましたが、何とか呑み込みました。 「ゴホッ…。ありがとうございます。グフッ、先に‥頂きました」 「…大丈夫か?」 「ゲホッ、ゴホッゴホッ…。大丈夫です。ゴフッ、何も問題はありません」 咽ながら言っても説得力は半減ですね。 ですが、その半減したものは笑顔でカバーです。 「ゲホッ、ゴホッゴホッ」 咳を止めようとしても、お茶が気管に入ったらしく止まりません。 治まるどころか逆に酷くなっていきます。 しばらく、次々と起きる咳と戦っていると、背中を優しく擦られました。 擦ってくれているのは坂本さんです。 「すみません…」 「いいよ、別に」 坂本さんは私の咳が完全に治まるまで、背中を擦ってくれました。 「ありがとうございます。もう、大丈夫です」 「ん、よかった。じゃあ、そろそろお茶を貰っていい?」 「はい」 坂本さんにお茶を手渡します。私のせいでずいぶんと我慢させてしまいました。 坂本さんはお茶を飲んだ後、みたらし団子を食べ始めます。そしていつの間にか、沢山あったみたらし団子がラスト一本になっていました。 私も少し食べましたが、それを差し引いても結構な量が有った筈です。 組長も甘味なら沢山食べますが、坂本さんも大概なものですね。
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