俺による俺のための金稼ぎ

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「あのーギルド登録したいんですけどー」 『ギルドあるところに移動』と言ってはや2分。着いたギルドは『漆黒の弓矢』。ギルドマスターの武器がそれだって聞いたんだけど、紅蓮じゃなくて良かったねwwwwww紅蓮のー♪wwww弓矢ー♪wwww 「あぁ、はい。紙書いてください」 と俺の中の巨人がフルコーラスで歌っていることも知らず、受付嬢は紙とペンを渡す。 いや誰も知らないだろうけどww 名前は『リンザ・トモリカ』で、 年は15で、 魔力は…知らんから空欄のまま、 属性……知らん、 実績…無い、 提出。 「あの!魔力と属性の記入が無いんですけど」 「知らんから書いてないッスwwあとインクももったいないしww」 「じゃこれに手を置いてー」ドンッ 水晶ですね。本日二回目。 そしてテンプレいきます。 「普通の人は魔力ってどれぐらいなのーwおwしwえwてw」 「君の年だと1000くらいかなー。属性は1つ2つくらいが普通だし、あんまり気落ちしなくてもいいよー」 成る程wじゃあ魔力は10000にしてwwww属性wさっき炎使ったからそれとwあとは適当に雑にwwww 「…………!『炎』と『空間』と『 飛』……魔力も平均の十倍…!」 『飛』も属性なんかw後でググろう 「登りょく…スミマセン、登録完了しました。こちらをどうぞ」 青いギルドカード。『Fランク…リンザ・トモリカ』と彫ってある。 次は依頼だよっ☆
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