俺による俺のための金稼ぎ

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「ふえぇごめんなさいです!ごめんなさいです!」 「ごめんで済めばオレはゴミ以下なんだよ!どう責任とってくれるんだ!貴重なギルド員一人殺しちまっただろうが!」 「あのー依頼終わったんですけどー」 「ひぃぃいぃぃ!」 「つーかどんな失敗したら最低ランクのギルド員にほぼ最高ランクの依頼提供出来るんだよ!」 「えーとあのー無視しないで…」 「だって『Zランク』ってラベルついてなかったよ?怒らないでぇー」 「は!?ラベル無かったのか!?クソッ!ラベル担当ぉぉ!!」 「あのー………」 「しかもあのコ、なるべくほーしゅーは高いヤツが良いって言ってたし!」 「もう駄目だ、ラベル担当のところ行ってくる」 「えー………」 「……?あ、ギルマスー!」 「なんだよ!まだ用が───!」 「全俺が涙目」 「依頼のコ、戻って来た!」ビシッ 「マジか!?」 「人に指は指さないでーあと存在を認めてくれてありがとう………」 「ギルマス………このコ泣いてる」 「おおそうかそうかよしよし!FランクなのにZランクの魔物のミッション受けて泣かないヤツはいないぞ!怖かっただろう!」 「いや……………………………、 お前らのせいだよーー!?」 無視の自覚症状が無いお前らのほうが魔物より怖いよー!?
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