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「いいのか?一刻も早くイノセントに帰りたいんだろう?」
「まぁ……帰ってもすることないし」
最後の魔王も倒してしまったため、イノセントは平和になったはずだ。
魔物も王国の軍部の者たちに退治されていくはずだ。
「そうか、じゃあ良いか。
とりあえず今は傷を治すことを優先しろ」
「うん、ありがとう。
なんだか眠くなってきたら寝させてもらうね……」
僕は傷や疲れからきたと思われる眠気に負けそうになっていた。
「あぁ、この世界でもよろしくなユウ」
「うん……神無」
そうして僕は深い眠りへと落ちていった。
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