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『レンくーん』
『あ、エレナ!どうしたんだよそのケガ!』
『何にもないよ!ころんじゃっただけ!』
『ウソついてもすぐ分かる!
またあいつらか!』
『……うん』
『くそ!俺がそこにいたら!』
『ううん、ごめんねレン君』
『……たとえ何があってもエレナは俺が守る、いつも言ってることだろ!
だから謝るな。 エレナは笑ってる時が一番可愛いんだからさ』
『うん!』
もう何年前の事だろうか。
忘れてしまいそうなくらい昔の話。
レン君は私のことをいつも気にかけてくれていた。
私はそんなレン君のことが………
でも、その3日後にレン君は姿を消してしまった。
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