第1章

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スマホを扱っていた女の子って、まぁいわゆる一目惚れ? 髪は肩くらい。ボブっていうの? あのくらいで、少し茶色い髪の毛。 肌は透き通るように白かった。 俺は彼女に釘付けになってしまった。 と、まぁ…ここまでは俺の平凡な恋物語?と思うだろ? 一目惚れをした、その瞬間 背後から聞こえてきた関西弁も使いきれてないようなオッサンの声。 『何見とんねん!!』 振り返るけど、誰もいないんだ。 なのに、声が聞こえる。 『どこ見とんねん!!』 どこ見とんねん…て…? どこから聞こえるんだ!? 俺は周りを見渡した。
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