第1章

4/4
前へ
/4ページ
次へ
そして、テーブルに近づくと、顔がはっきりとしたサラリーマンと目があった。 隣に座るや、 「初めまして。まりです。よろしく。」そう言い、隣に座り握手をする。 何かとても珍しいひとだった。 ピシッと皺のないスーツ。 高そうなネクタイ。靴。鞄。 香水のいい香り。 綺麗な顔。 色な人を接客してきたけど、こんなに仕事が出来そうで、まともな人をお店で見たのは初めてだった。 そこで、たわいのない話をした。 しばらくすると。色々分かってきた。 歳は36歳。彼女は居ない。会社の社長さん。小さいお猿さんを飼っている。趣味は多彩。 明日はスノボに行くから今日は長く居られない事など。 そして、そんな話をしていると。。。 「失礼します。まりさん。まりさんお願いします。」 と、女の子入れ替えの為呼ばれる。 「呼ばれちゃったから行くね?ありがとう。私ここに居たいんだけど、お金かかっちゃうんだよね。」 と、話すと彼が。 「悪くないんだよね。俺の好みなんだよね。いいよ。ここにいなよ」 と笑いながら、話してくれる。 「いいの?3600円もかかっちゃうょ?ほんとにいいの?」 と私は不安になりきく。 すると、「いいよ。」と返ってきたので、そのまま居る事になった。 そして、時間が過ぎるのは早く、ワンセットで帰っていった。彼は。LINEのみ交換して。 これが、彼との出会いだった。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加