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そして、テーブルに近づくと、顔がはっきりとしたサラリーマンと目があった。
隣に座るや、
「初めまして。まりです。よろしく。」そう言い、隣に座り握手をする。
何かとても珍しいひとだった。
ピシッと皺のないスーツ。
高そうなネクタイ。靴。鞄。
香水のいい香り。
綺麗な顔。
色な人を接客してきたけど、こんなに仕事が出来そうで、まともな人をお店で見たのは初めてだった。
そこで、たわいのない話をした。
しばらくすると。色々分かってきた。
歳は36歳。彼女は居ない。会社の社長さん。小さいお猿さんを飼っている。趣味は多彩。
明日はスノボに行くから今日は長く居られない事など。
そして、そんな話をしていると。。。
「失礼します。まりさん。まりさんお願いします。」
と、女の子入れ替えの為呼ばれる。
「呼ばれちゃったから行くね?ありがとう。私ここに居たいんだけど、お金かかっちゃうんだよね。」
と、話すと彼が。
「悪くないんだよね。俺の好みなんだよね。いいよ。ここにいなよ」
と笑いながら、話してくれる。
「いいの?3600円もかかっちゃうょ?ほんとにいいの?」
と私は不安になりきく。
すると、「いいよ。」と返ってきたので、そのまま居る事になった。
そして、時間が過ぎるのは早く、ワンセットで帰っていった。彼は。LINEのみ交換して。
これが、彼との出会いだった。
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