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「あっ後、異世界に行く時は素敵なプレゼントが~とか言ってなかったけ?」
『ああ、そうだった。それも言っておかなければな』
『貴様の世界では魔法は使えないだろう?』
「うん、まあ。絵本やゲームの世界だけだな」
『それを特別使えるようになる。どうだ? 素敵だろ?』
「ま、魔法が使えるようになるのか!」
『まあ、私が寄生している間だけ、私の力を貸すような形だけどな』
「す、す、すげえ!! 魔法使えるようになるのか! すげえ! すげえよ!」
『ふ、ふむ……予想以上の食い付きだ』
「うわあ! 一気に異世界に行くのが楽しみになってきた! 早く行こうぜ神様!」
『あ、ああ。そうだな』
『では、私につかまれ』
「おう!」
『お、おい! 変な所を触るな!』
「だって神様がつかまれって言ったから!」
『普通に腕とかにつかまればいいだろう! ベタベタ触るな!』
「わかった、わかった。これでいいか?」
『ふむ、次変な所を触ったら殴るからな』
「お、おう」
「よっよーし! 気を取り直して早速異世界へレッツゴー!」
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