第1章

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?「どけよチビ」 莉那「…へ?」 伶「ちょ、お前失礼だろ」 ?「なんすか先輩。そいつみたいに、後輩には優しくしましょうよ?」 莉那「ん?私が伶の後輩?」 伶「勘違いもほどほどにね?私と莉那は同い年だから」 ?「莉那?あ、このチビ?先輩なの?そうは見えないなぁ」 誰か知らないけどとにかくムカツク奴は、こっちを見て軽く笑った ?「先輩なら先輩らしく、身長伸ばせよ」 莉那「…なぃ…」 ?「は?」 莉那「身長なんて関係ないっつってんの!!!!」 ?「…っ…ははっ…」 ?「お前が言っても迫力ねぇよ、チビが」 莉那「はぁ!?チビって言うな、私は尾関莉那だ!」 ?「あー、ハイハイ、莉那ね、覚えといてやるよ」 莉那「覚えなくていいっつーの!」 何コイツ、超ムカツク! てか、身長高ッ! 伶より高いじゃん! 見下されてる感半端ないんすけど! 伶「何やってんのあんたら…さっさと行くよ、莉那」 莉那「え、あ、うん、そうだね!こんなガキに付き合ってられないね!」 ?「あぁ?ガキにガキって言われたくねぇよ、チビ」 伶「もう、うっさいわ!ってか、あんたの名前何?」 ?「俺?あ、ハイ。俺は霧崎 悔(キリサキ カイ)です。よろしく。」 莉那「よろしくしたくもないわ!」 伶「ハイハイ、悔君ね?よろしく。じゃあ、私達教室行くから。」 悔「あ、わかりました。俺も行きますんで。さようなら」 莉那「無視かよガキぃぃ!」 伶「行きますよー」 あーもう、ちくしょう! 今までで一番ムカツイた! 今度会ったらどうしてやろうか!
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