Ⅳ†Ⅱ

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僕がそういうとライさんは自分の手首に噛みつき口の中に血を含む。僕はライさんの唇に自分の唇を重ねた。お互いの舌が絡み合う度にライさんの口から僕の口に血が流れ込む。 唇が離れるとライさんは僕の腕に噛みつき血を吸い始める。こうなってしまっては止めることはできないだろう。 ライさんの腕にはさっきの傷がありそこから血が流れている。僕はその傷口を舐め血を吸い出した。 傷口から唇を離すとライさん自分の指を切り僕の口の中に入れてきた。 僕はライさんの指を舐めた。これらの行為に夢中になっているとノックの音が聞こえた。 「入れ」 「ちょっ!ライさん!!」 僕はシャツと下着を着ているだけの姿でライさんに押し倒されている。こんなの恥ずかしいよ…。 「失礼します」 「何かあったのか?」 ライさんが上から退いてくれたので急いで着替えを始めた。 「ハンター協会からの手紙です」 「今更、なんなんだ」 「わかりません。直接、ライ様に渡すように言われました」
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