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それしか僕に出来ることはないから。
土方さんが修羅の道を進もうとするなら、
代わりに僕が進んであげる。
土方さんが笑顔になってくれるなら修羅になっても構わないんだ。
そう言ったら土方さんは余計苦しそうな顔になった。
「…お前が気にすることじゃない」
一言ぽつりと言って僕の頭をくしゃってするとどっかに行っちゃった。
「何でだよ…」
一人取り残された部屋でポツッと呟く。
でも答えが返ってくるわけもなく。
「僕は土方さんに笑顔でいてほしいだけなのに…」
ただそれだけ。
他には何も望まない。
体育座りになって膝に顔を埋めぽろりと溢した言葉が一人ぼっちの部屋に空しく響いた。
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