第1章

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(薬中) 夜を追いかけてくる桜の匂いが 酷く怖くて寂しい 愛しい人達もさよならしたばかり 駆け出したスピードは落ちもしないで 自分が誰だかわからないネオン街 ♪『ハイテンションなブルーに犯されて 明日に手を振った この街で一人でフラフラ 中毒中チューチュー中』♪ ●怖い玩具がズラズラ● ●寒い涙がポツポツ● ●目の奥に咲いた青い花は● ●毟っても毟っても生えてくる● ♪『ハイテンションなサワーに飲み込まれ 今日ばかり朝を見た このベットで一人でドスドス 興味津深夜のリズム』♪ 世界に見放された隅っこのゴミの塊に 私だけがミャーミャーなく 自分が誰だかわからない早朝の街
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