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乾いた季節に出会った二人
凍てつく季節に想いを重ね
暖かな風の吹くこの季節に
温めた想いを胸に秘めつつ
もうすぐ私の元で再会する
それならば私はその再会を
運命と思えるように演出し
二人の恋路の手助けしたい
もう一度強い風が吹いた時
私はこの身を震わせ花弁を
二人の上に舞い散らせよう
花吹雪が去ったそのあとに
そこに想い人がいたのなら
運命を感じて勇気も出よう
ただ散るだけの私の花弁が
二人への祝福になるのなら
それはなんて素晴らしい事
終わるだけでない始まりを
どうか私に感じさせてくれ
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