僕、教えます?

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…………んむ? 僕は銀色のモフモフの上にいた ………ん? 『起きたか天使』 あ、フェンリルさん どうやらこの銀色のモフモフは巨大化したフェンリルさんの背中のようだ ケイト「あ、起きた?そろそろお昼ご飯だから起こそうと思ってたんだ」 お昼ご飯… え?授業は? ジェ「多分、精神的に疲れたんでしょ、勇者の相手して……ぐっすり寝てたわよ」 な、なんだって!? ユウ「うぅ……授業中に皆の前で寝ちゃうなんて………上級生の威厳が……」 キバ「大丈夫だ、ユウリアスに威厳なんて最初からねぇよ」 失礼な! ユウ「僕だって威厳くらいあるよ!」 キリッ!としてみる アベ「あぁ、可愛い可愛い……」 何故かアベ君に頭を撫でられた ケイト「はい、クリスはまだ寝てるけど」 寝てるクリスをケイトさんに渡された 『では、我は帰るぞ』 ケイト「あ、うん、ありがとうフェンリル」 あー………帰っちゃった また今度モフモフさせてもらおう ケイト「じゃ、食堂行こうか」 僕らしか居ない訓練室を出て、食堂に向かった 因みにレイス君達も居なかったけど、生徒会室で食べてそのまま仕事するって…… 二人も大変だなぁ… そして、食堂に入ると… 物凄い悲鳴が………クリスが寝てるからだね そのクリスも悲鳴で起きたけど、ビックリしたのか、僕の首をギュッと締め付けてきた ユウ「ク、クリス!絞まってる…」 クリス「あ!?ご、ごめんよユウリアス……はぁ、ビックリした……目覚めは最悪だな」 そう言って、クリスは音を食べた やっと静かになったけど………久々に出迎え悲鳴を受けたから、油断してたキーちゃんが目を回してた アベ君が何かを呟いたら、叫びながら起きたけど… 大丈夫かな?
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