僕、教えます?

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次は………薬草学です ケイトさんも戻ってきて、ちゃんと授業です ケイト「というわけで、今日は傷薬の組成と作り方の説明だよ、次回の授業で実際に作ってもらうからちゃんとノートとってね」 傷薬は僕の得意な薬だ ケイト「まず、使う薬草だけど……普通の傷薬は一種類、よく効く傷薬は三種類、天使の傷薬は五種類の薬草と他の物をいくつか混ぜるけど、これは材料が珍しいものを使うから普通は作れないね」 あぁ…もっと効く傷薬を検索して作ってみたんだよね 何故か材料はサリカ領の森にあったし……何でこんな場所にあるの!?ってケイトさんは驚いてたけど 精霊さん曰く、僕の天使成分や精霊王が居ることで劣化版の聖域になってるとか…… 希少な植物や生物が増えてきてるらしい まぁそれはおいといて ケイト「まぁ、市販のものより効果を高めたい場合、浄化水を使うといい」 ジェ「浄化水って何なの?」 ケイト「そのまま、浄化した水だよ、えーと…浄化の魔法陣を刻んだ器に水を入れたら浄化水が出来るね」 この世界は浄水場とかないし、井戸や魔法で水を得てる 自然の水は汚れていないとも言い切れないからね 飲み水にも浄化水を使うことにしてから、お腹壊す人も少なくなったよ ケイト「作り方は簡単、ゴリゴリして、水を入れてゴリゴリして、濾して煮詰める………四歳児でも作れるから大丈夫だよ」 だよね! キバ「四歳って、ユウリアス……そんなガキの頃から薬草学を……」 ケイト「ユウリアスは高等部の勉強を四歳の時に終えてるよ、良かったね皆……ユウリアスは優しいから皆が出来るまで協力してくれるよ」 ユウ「薬草学は得意だから任せて!」 気合い十分です! 「「「「マジ天使…」」」」
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