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授業が終わったらホームルームをして、寮に帰るんだけど…
ホームルームで、ケイトさんからサバイバルのお知らせがあったよ
今年からやってみようってことになったんだって
魔物とか増えてきてるから、より実践的な訓練になるようにって
全学年の生徒が参加して、無人島で三日間生活するんだって………大丈夫かな?
皆でサバイバルのことを話しながら歩いていたら
上から水が降ってきた
……魔法じゃないし、殺気も感じなかったから避けそこねちゃって
びしょびしょ
ジェ「ユウリアス!?大丈夫なの!?」
ピンポイントで僕だけ水を被っちゃったんだよね…
上を見ても誰も居ない
ケイト「ユウリアス!?」
職員室で用事を済ませたケイトさんが僕らに追い付いたみたい
驚いた顔でやってきた
クリス「冷たい……」
ユウ「あ、クリス大丈夫?」
クリスもずぶ濡れだね
ケイト「とりあえず拭いて!」
ケイトさんが布を四次元指輪から出して僕を拭いてくれる
クリスは布で包んでジェイちゃんに投げてた
ケイト「服も濡れてるね……これ貸してあげるから服着替えて」
……僕も服の予備くらいはボックスにあるけど、ケイトさんはワイシャツを僕に渡してダークカーテンを発動しちゃった
……え?ズボンは?
とりあえず濡れた服を脱いでワイシャツを着る、ズボンは指輪に入れてた体操服………パンツは無事だった
ユウ「ケイトさーん着たけど…」
ダークカーテンが解除された
ユウ「ぶかぶかだよ?」
ケイトさんのワイシャツがワンピースみたいになってるからね
ケイト「……うっ!」
え?ケイトさんが手で顔を隠した?
ユウ「笑うの我慢するくらいなら、爆笑されたほうがいいよ…」
どうせ僕は小さいですよ!
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