僕、狙われてます?

3/14
前へ
/227ページ
次へ
ジェ「ユウリアス、あんたそれ、行く気じゃないでしょうね?」 ユウ「え?行くよ?」 アベ「どう見ても友好的な呼び出しじゃないぞ?昨日のこともあるし、やめとけ」 そうかな? ユウ「でも、誰が書いたかわからないし、行かなかったらこの人待ちぼうけしちゃうよ?」 それは悪いよね ジェ「もし襲われたりしたらどうするのよ!!」 ユウ「普通に撃退するけど……」 アベ「相手が上級貴族だった場合、それを理由につつかれるぞ」 ……そこまで考えてなかったけど ユウ「大丈夫、近くに来れば僕に何かしようって気も無くなると思うし…………………武力の賢者さんに、怪我をさせずに相手を無力化する方法も教えてもらってるから」 多分、僕はニヤッと笑ってると思う クリス「僕が居るし……心配ならついてくれば?別に一人で、とは書いてないだろ?」 「「それもそうだ」」 あれ?結局二人とも来るの? 確かに一人で、って書いてないからいいのかな? うーん、昔も呼び出しはあったけど、親衛隊の子達は話せば可愛くて健気な子達ばかりだったから、皆仲良くなったんだけど… 既に親衛隊とは仲良しだから、制裁とかじゃないんだよね… 相談かな? ユウ「……やっぱり皆ついてきちゃだめ!」 他に人が居たら相談できないかもしれないし! 二人は驚いて、反論しようとしたけど、丁度良くケイトさんが教室にやってきた ケイト「あれ?なにこの生け花?」 ユウ「僕の机の上に置いてあったから、飾ってるの」 ケイト「……それは、悩むところだけど……とりあえず連絡は無し!今日はほぼ移動教室の授業だから遅れないように!一限目は薬草学だから第一実習室に来るように………今日は準備でユウリアスとあまり一緒に居られないから、君たち……頼むよ」 「「「「お任せください!!」」」」 ケイトさんも皆もビシッと敬礼してる ぼ、僕も!! ビシッと敬礼! ユウ「頑張ります!!」
/227ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12512人が本棚に入れています
本棚に追加