僕、狙われてます?

7/14
前へ
/227ページ
次へ
風紀委員室についたんだけど… 人がいっぱいだ… 皆で正座して床を机に何か書いてるね 近づくと一斉に僕を見てくる え、怖い…… 「「「天使ぃぃっ!!申し訳ありませんでしたぁぁぁっ!!」」」 うわ、更に怖い…… だって正座してた十人くらいのおっきな男子生徒が皆で土下座してくるんだよ? 「うるさいぞ!静かにしろ!」 あ、部屋の中から出てきた人に怒られた ユウ「えーと…」 「ん?あぁ、君がサリカ君か?」 ユウ「はい!あ…それから…この人達は…カツアゲ未遂?」 「また増えた……そこの三人は廊下に正座して、反省文を三枚提出しろ……サリカ君は中へ」 ……あれって処罰だったんだ カツアゲ未遂の三人は素直に従ったし、僕は中に入る 中には四人の男子生徒が居た うち二人はレイス君とイスト君 そして、一番奥の机で座ってる人と、僕を呼び入れた人だ 「まず…俺は風紀委員長のシンリ、そちらが副委員長のヤフトだ」 一番奥の机にいる人が委員長さん シンリ「まず、魔法ではないがそれに近いことをしたという点で君に注意をしておく」 ユウ「はい、ごめんなさい…」 シンリ「だが………そのあと、俺や風紀委員に対して罪の告白をしてくる奴等が多数現れた……表の奴等だな」 ……あぁ、天使成分が効いて、良心の呵責に耐えられなかったのかな? シンリ「どう考えても君の行動が原因としか考えられない、生徒会長達にも君の人間性を聞いて提案する」 ん? シンリ「ユウリアス・サリカ……風紀委員会に入らないか?」 ユウ「お断りします」
/227ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12512人が本棚に入れています
本棚に追加