12512人が本棚に入れています
本棚に追加
シンリ「……やはりか」
はい?
首をかしげると、風紀委員長さんは説明してくれた
シンリ「会長達に君の人間性を確認したとき、風紀に誘うことを告げた、しかし……二人には君が断るだろうと言われたんだ」
あぁ、レイス君達かぁ
レイス「生徒会も断られているからな、その時の理由を考えれば風紀も断るだろう」
そうそう、何故か生徒会にも誘われたんだよね
平凡で中級貴族の僕が生徒会だなんて、皆が怒っちゃうよ
それに…
イスト「『僕は授業に出たいし、ケイトさんや友達との時間を減らしたくない、それに僕は放課後色々忙しいんです』でしたよね」
ユウ「そういうことです」
でも、お手伝いならするよ?だってレイス君達も僕の大事なお友達だもん!
シンリ「惜しいな…」
風紀委員長さんは違反者を取り締まって、犯罪を予防したいんだよね?
ユウ「んーと……委員長さん、これをあげます」
指輪から取り出したのはブレスレット
シンリ「……これは?」
ユウ「和みの魔法陣が描いてあるブレスレットです、気分が穏やかになったり、和んじゃうんです」
シンリ「ほぅ…」
ユウ「さっきの僕の魔力放出の影響は暫くしたら消えます……軽くでしたからね、今回名乗り出た人達にこれを付けてもらうと、悪いことしようって気持ちにならないので、予防にはなると思いますよ?」
シンリ「なんだと!?」
わぁ!?風紀委員長さんがいきなり叫んで立ち上がったよ!
ビックリしたぁ…
最初のコメントを投稿しよう!