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ケイト「うん、サバイバルのお知らせは以上、あまり関係ないかもしれないけど、一年Sクラスに転校生が来たよ」
ジェ「あら、珍しい…余程優秀な子なのね」
編入試験って難しいのかな?
ケイト「優秀かどうかは知らないけど、破壊属性を持ってるから破帝とかって安直な名前の帝だよ、巷では世界最強だとか噂されてるらしいよ」
……あれ?なんかシーンとしてる?
ジェ「せ、先生?一応帝の情報は国家機密だったはずよ?」
ケイト「うん、彼も正体隠してるね、僕には関係ないけど」
あれ?今度は皆してため息ついてる?
ケイト「えーとね、魔力量が五億?属性が闇、水、雷、破壊だったかな?黒髪黒目の美少年だったけど、態度でかそうで僕は嫌いかな、因みに勇者とは当たり障りない関係だね」
へー
キバ「ま、いいや……………なぁ先生」
ケイト「ん?」
キバ「その破帝って実際どのくらい強いんだ?」
え?世界最強って噂じゃないの?
ケイト「そうだな……ギルド『守護者』のギルマスに善戦して負けるくらい?」
ユウ「へっ!?」
ケイト「魔法無しならキバが圧勝するくらいかな?有りなら破壊属性のせいで敵わないだろうけど」
キバ「は?そんな程度なのか?帝だろ?」
ケイト「特殊属性だし、魔力量は多いからね………僕ら賢者やユウリアスは言うまでもなく、破壊属性がなければこのクラスの誰にも勝てないと思うよ?」
………そんなのでいいんだね、帝って
ケイトさんが帝じゃなくて賢者を薦める筈だよ
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