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翌日
僕はケイトさんと一緒に校庭にきた
ジェイちゃん達と合流して、皆が来るのを待ってる
ケイトさんは先生としてやることがあるって行っちゃった
ジェイ「そういえば、噂の転校生はどの子かしら?」
アベ「あぁ…あの転校生か」
キバ「あ、あいつ一年のSクラスじゃなかったか?訊いてみようぜ」
何故か転校生を探すことになって、一年Sクラスの子に訊いてみた
その子はアレですってウルサイ集団に居た黒髪の子を指さしたよ
お礼を言って近づこうとしたら…
「死ね!この屑!!」
女の子が男の子を蹴ろうとしてた
僕は咄嗟に割って入って蹴りをとめたよ
「きゃっ!?」
ユウ「君、何してるの!この強さだと当たり所が悪かったら彼は大怪我してたよ!」
「な、何よいきなり!」
ユウ「………君、立てる?」
女の子は無視して男の子に声をかける………勇者の取り巻きじゃなかった女の子だから、仲良くないし、話が通じなさそうだからね
改めて蹴られそうだった男の子を見ると…
あれ?この子凄く強いんじゃない?
ユウ「僕…余計なことしたかな?君だったらあれくらい余裕で避けられたね」
「え?あ……いや、ありがとうございます」
ん?
クリス「秘密の匂い……ユウリアス、こいつは実力を隠しているんじゃないのか?」
クリスが小声で教えてくれた
ユウ「そうなんだ…………あのね、事情はわからないけど、怪我とかには気をつけてね?僕で良かったら色々話し聞くから、ね?」
「あはは……ありがとうございます、俺は大丈夫ですよ天使先輩」
もしかしたら、破帝の監視とかなのかも………新人だから、信用ないんだね
ユウ「頑張ってね!」
周りを無視して男の子に手を振って僕はジェイちゃん達のところに戻った
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