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「あまり自分を卑下しないで……最初から説明するよ?」
「はい…」
「まず、僕は神……地球という惑星がある君たちの世界や、他にも色々な世界を創った神だよ」
……疑う気にならないのは、人間離れした容姿と雰囲気かな?一緒に居て凄く心地いい
「ありがとう、ごめんね?嫌かもしれないけど、僕には勝手に君の心が聞こえてくるんだ」
ふぇ?じゃあ………うぅ…
でも、神様だから仕方ないかな?勝手に聞こえるんだし
「ふふ、それで……君が死んだことは理解してる?」
「はい……」
今あまり悲壮感とか無いのはきっと神様のおかげだと思う
だって……あんなの……
「うん、正直僕もイラついたよ、君は天寿を全うしたら僕が引き上げて天使にしようと思っていたくらい……心が綺麗な子だったのに……」
えぇっ!?
「ぼ、僕はそんな……」
「本当のことだよ、だからこうして君の魂をここに連れてきたんだから」
そうなんだ……神様がわざわざ会いに来るなんて何でかな?って思ってたけど…
「でもごめん、君が死んだのは僕のせいでもあるんだ」
え?
「僕は世界を創った神だけど、管理は他の神を創って任せてる、そして僕が君に興味を持ったことが気に入らなかった地球の神が……君の運命をねじ曲げてしまった……」
「……神様のせいなんかじゃないです、だからそんな顔をしないで……ね?」
泣きそうな顔してる神様に、失礼かな?とは思ったけどヨシヨシって頭を撫でてみた
座って話をしてて良かった、立ってたら絶対届かないから
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