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「は?……僕?もう一度言ってくれる?」
……聞こえなかったのかな?
ケイト「……おい、支配人よんでこい、オーナーでもいい………あんまりふざけた対応するなら、この店潰すぞ?」
はれ?なんでケイトさんは怒ってるんだ?
とりあえず、和めー
ケイト「………はぁ、あのさ、見た目で客を選べって店員の教育してるわけ?とんだ三流店だね?………ユウリアス、違うお店に行こうか?」
落ち着いた様子で僕に笑いかけるケイトさん
お父さん達も異論はないようだ
……いったいどうしたのかな?
「お待ちください!」
店の奥から……仕事出来ます!って感じのおじいさんが出てきた
「うちの店員が失礼しました、私はこの店の責任者です……ここではなんですから、奥へご案内させてください」
……どうするの?
ケイト「……ま、いいよ品揃えはいいみたいだしね」
母「行きましょ」
僕らは奥の部屋に案内されて、フカフカソファーでお茶を頂いている
僕はオレンジジュースです
「それで、原石を一種類ずつお求めいただいたようですが、数が多くございます、金額のほうも……」
ユウ「あ……えと、総額いくらですか?」
いくら原石でもお金が足りないかもしれない、だって宝石って高いから
「えー……ざっと計算しますと、五千五百万Gですね」
あ、足ります!!
ユウ「買います!!」
「………えーと」
あれ?なんでお父さん達の方を見るんだろ?
父「あぁ、大丈夫なので売ってくれ」
あ!
ユウ「そうか、僕みたいな子供が大人買いするからビックリなんだ!」
ケイト「うん、まぁそれもあるね」
「はぁ、では、準備いたしますので暫くお待ちください」
梱包が終わるまでの間に、お母さんが新作ジュエリーを見て、ペンダントを買ってたよ
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