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ケイト「そうだな、今……皆が必要なものをくれ」
え?
「……そうじゃな、天使にはこの鉱石と本をやろう、坊主には魔導書、領主にはこちらの剣を、奥方にはこちらの盾をやろう」
ユウ「ふぇっ!?」
ケイト「ありがとう婆さん、代金は……こいつをやろう、ユウリアスと考えた魔法陣や魔法を書き記してる」
「毎度あり」
よ、よくわからないけど、世界は広いんだね!!凄い人が沢山いるよ!
お父さん達も呆然としてたけど、ケイトさんに促されてお店を出たら、お店は消えていた
ユウ「………王都って、凄いです」
そろそろ時間ということで、城に戻って着替えます
ケイトさんは流石にパーティーではローブじゃなく、口元だけが見える仮面を被るそうです
でも、ちゃんとマント?みたいなやつに知識の賢者の紋章が入ってて、わかりやすい
僕も、ちゃんとした服をきたら、貴族の子供みたい
………そういえば貴族の子供だった
贅沢とかしないから忘れそうになるよね!
そして、もうすぐパーティーが始まるって時間にお兄ちゃんが合流
久々にお兄ちゃんに会えて嬉しい
テオ「あー……ユウリアス、マジ天使……癒される……」
ユウ「兄様疲れてる?無理しちゃ駄目だよ?」
お兄ちゃんに抱き締められながら和み成分放出
やっぱり学校大変なのかな?
頑張れお兄ちゃん!!
父「テオ、もう始まるから移動するよ」
テオ「はい」
お兄ちゃんとケイトさんに手を繋がれて、僕はパーティー会場に足を踏み入れた
………お、美味しそうなご飯がいっぱいあるー!
僕の視線はテーブルの料理に釘付け
楽しみ過ぎて笑顔になっちゃうよ!
「「「「ユウリアス…マジ天使」」」」
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