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父「ユウリアス」
お父さんに呼ばれて視線をお父さんへ移す
ちら……ちら……
父「あとでちゃんと食べれるから、とりあえずユウリアス………訓練だ」
訓練?
父「いいかい?変な格好な人が居ても、わけのわからないことをいう人が居ても、例え腹筋崩壊しそうでも馬鹿笑いはしちゃいけない、爆笑を我慢する訓練だよ」
…………お父さん?今から始まるのは、パーティーだよね?
まぁ…
ユウ「頑張ります!」
ご飯に集中してれば大丈夫だよね?何だろ?顔筋とか鍛えるためかな?
どんなことが起こっても焦りを表情に出さないようにとか?
うーん…
ケイト「まぁ、ユウリアスなら大丈夫でしょ」
大丈夫かな?
さっきから凄く注目されてるし、きっと笑わせ隊のターゲットになっちゃうよ!
気を付けなきゃ!
父「面倒だが、一応陛下にくらいは挨拶に行かないといけないな」
母「早く終わらないかしら?私達は見世物じゃないのよ?」
テオ「母様、まだ始まってもいませんよ………あ、陛下が来ました」
おー!あれが王様!!
ちょっとメタボな優しいおじさんって感じだ
王妃様はお母さんには劣るけど美人なおばさん!
僕のお母さんが一番美人!
王「静粛に…」
……まだざわざわしてる、会長様は黙れって一言で皆静かにしてたよ?
やっぱり顔?
ざわざわが少し静かになったら、王様が挨拶を始めた
よく来てくれたーとか、日頃の疲れをーとか、盛大な宴にーとか
ユウ「………ご飯冷めちゃう」
とにかく長いの!
ケイト「国王、もうそのへんでいいだろ、早く始めろよ」
王「う、うむ、知識の賢者のいう通りだな………では皆グラスを持って…」
ケイトさんにブドウジュースのグラスを渡された
王「乾杯!」
「「「「乾杯!」」」」
やっとご飯ー!
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