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恋人ではない釈迦敷さんとキスをした。
そして心では恋人に昇格できない曖昧な関係に縋ろうとしている。
やっぱり私には貞操観念なんていうものはないのかもしれない。
寂しさを埋めてくれるなら誰でも良かった。
だけど嘘偽りのない素直な気持ちで私の心が求めたのは、たった1人だけだけど・・・。
濡れた髪の毛にシャンプーを泡立て、長く伸びたマロンブラウンの髪の毛を洗う。
慧と出会ったあの頃は、肩より少し下くらいまでしか伸びていなかった。
しかし今の私の髪は大きめの乳房を毛先で隠せる程に長く伸びている。
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